プロミスでは申し込みから審査を経た上で、最短25分の即日融資ができる消費者金融です。
しかし、最短融資されるには特定の申し込み方法を選択する必要があり、実際の審査時間は人によって違ってくる場合があります。
この記事では、プロミスの審査時間について、以下の項目を解説していきます。
- プロミスの申し込み方法は「Web」「アプリ」「来店」「電話」「郵送」の5種類
- 最短25分の即日融資できるのは24時間365日対応のWeb及びアプリの申し込み
- 自動契約機か店頭窓口による来店の申し込みでも即日融資は可能
- 審査の対応時間は9時から21時まで
- 入力した情報の正確性を確認するために審査が長引く場合がある
- 審査結果によっては勤務先への在籍確認が行われる
- 年末年始や長期休暇は申し込みが集中してプロミス側の対応が遅れる
- 入力内容の書き間違いは故意の入力でない場合も虚偽の報告と判断される
- 総量規制から年収の3分の1以上の融資はできない
- 他社からの借り入れが多額だと融資されない
- 申し込み時には少額かつ最低限度の借入希望額にする
カードローンの借り入れ先に迷っている人は、参考にしてみてください。
プロミスはSMBCコンシューマーファイナンスが提供するカードローン
プロミスは、SMBCコンシューマーファイナンスのカードローン事業及び商品です。
融資限度額 | 500万円まで |
---|---|
実質年率 | 4.5%~17.8% |
申し込みの対象者 | 高校生を除く18歳から74歳までの申込者本人に安定した収入がある人 |
返済方式 | 残高スライド元利定額返済方式 |
返済期間・回数 | 最終借り入れした後から最長6年9ヶ月(減速) 1回~80回 |
遅延損害金 | 20.0% |
担保・連帯保証人 | 不要 |
1960年代から続く消費者金融の1つで、2012年から三井住友フィナンシャルグループの完全子会社となりました。
プロミスはネット上からの申し込み手続きで最短25分の即日融資
プロミスの申し込み方法は、「Web」「アプリ」「来店」「電話」「郵送」の5種類があります。
このうち最短25分の即日融資に対応しているのは、ネット上で申し込みができるWebの公式サイトとアプリの2種類です。
それら以外の申し込み方法でも店舗への来店であれば、当日その場でカードを発行できますが、ネット上であれば時間や曜日に縛られずに申し込めるメリットがあります。
以下は種類ごとの申し込み受付時間です。
申し込み方法 | 受付時間 |
---|---|
Web・アプリ | 24時間365日 |
来店 | 自動契約機:土日祝を含む9時から21時(一部店舗では異なる) お客様サービスプラザ(店頭窓口):平日の10時から18時 |
電話 | 土日祝を含む9時から21時 |
郵送 | 随時 |
一方で、申し込みの必要書類や大まかな流れは共通した部分があります。
申し込みには本人確認書類と場合によっては収入証明書が必要
プロミスの申し込みに必要な書類は、大きく分けて本人確認書類と収入証明書です。
本人確認書類は、以下の5種類のうち1種類が必須となります。
- 運転免許証(経歴証明書)
- パスポート(2020年2月3日以前に申請したもの)
- 健康保険証
- マイナンバーカード(通知カード不可)
- 在留カードもしくは特別永住者証明書
また、5種類の書類に記載された住所と現在の自宅住所が異なる場合は、以下の書類のうち発行から6ヶ月以内のものも合わせて提出する必要があります。
- 公共料金の領収書(電力会社・水道局・ガス会社・NHK発行のもの)
- 住民票の写しまたは住民票の記載事項証明書
- 国税または地方税の領収書、もしくは納税証明書
- 社会保険料の領収書
一方、収入証明書については、全ての人が必須となるわけではありません。
以下の条件に当てはまる場合、収入証明書の提出が必要となります。
- 借入希望額が50万円を超える場合
- 借入希望額が他社からの借り入れ額と合計して100万円を超える場合
- 申し込んだ時点の年齢が19歳の場合
収入証明書にあたる書類は、以下の5種類です。
- 源泉徴収票(最新の書類)
- 確定申告書(最新の書類)
- 税額通知書(最新の書類)
- 所得(課税)証明書(最新のかつ収入額と所得額の記載がある書類)
- 給与明細書(直近2か月分)と賞与明細書(直近1年分)
基本的には最初の申し込みの中に提出を求められますが、後に収入証明書が必要と判明した場合は追加で提出します。
Webやアプリの申し込みはカードレスによる借り入れが選択できる
Web及びアプリの申し込みでは、必要書類の提出をWebか来店、郵送のいずれかを選ぶ項目があります。
この項目でWebを選択すると、全ての手続きをWebで完結できるため、外出せずに借り入れができます。
以下はWeb及びアプリの申し込みで、Web完結する場合の大まかな流れです。
- プロミスの公式サイトの「はじめのお申込み」もしくはアプリの「新規申込み」を選択する
- 個人情報や勤務先などの必要な情報を入力する
- 契約方法で「Web」を選択する
- 必要書類を「金融機関口座でかんたん本人確認」または「アプリでかんたん本人確認」で提出する
- 申し込みが完了して審査を待つ
- 審査結果と契約可能額がメールまたは電話で通知される
- 契約完了後、Webかアプリですぐに借り入れ可能
Web完結における必要書類の提出は、金融機関口座やアプリを利用した提出方法から選択できます。
提出方法 | 必要なもの | 提出時の操作 | 使用できる書類 |
---|---|---|---|
金融機関口座でかんたん本人確認 | 本人確認に対応する金融機関口座 | 申し込みの流れで項目を選択した後、スマホで書類を撮影する 審査結果が出た後、金融機関口座を登録すると提出が完了する | 運転免許証、パスポート、健康保険証、マイナンバーカード、在留カードもしくは特別永住者証明書 |
アプリでかんたん本人確認 | プロミスの公式アプリ | アプリをインストールして、書類の表面・厚み・裏面を撮影する その後、自身の顔写真を撮影すると提出が完了する | 運転免許証、マイナンバーカード、在留カードもしくは特別永住者証明書 |
また、Web及びアプリの申し込みではカード発行の有無も選択可能です。
Webとアプリのみで借り入れするカードレスを選ぶと、契約完了後に郵送物は届かないため、家族にバレずに利用できるメリットがあります。
来店での申し込みはスタッフのサポートを受けながら当日中にカード発行できる
来店の申し込みは、全国に設置されている自動契約機か店頭窓口のどちらかを利用しますが、契約の流れはほとんど変わりません。
- 必要書類を持参して、自動契約機もしくはお客様サービスプラザに来店する
- 自動契約機では機械の指示、店頭窓口では店員と対面しながら契約を進める
- 契約情報を入力後、その場で審査が行われて通過や契約可能額が知らされる
- 契約に同意した場合、カードが発行されて借り入れ可能となる
自動契約機は機械のガイダンスに沿って契約を進められて、カードの発行もその場で待機していると、機械から排出されます。
自動契約機と店頭窓口の違いとしては、以下の点が挙げられます。
申し込み方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
自動契約機 | 店頭窓口よりも設置数が多い 店舗内には1人しか入れないため、他の人の目が気にならない | 全ての操作を1人で行う必要がある |
店頭窓口 | 借り入れや契約でわからないところをすぐに質問できる | 店舗に入るため、他の人に見られる可能性がある |
契約する時に1人で不安な人は店頭窓口の方が良いのですが、自動契約機の方が足を運びやすいため、機械の操作が不得意でなければ自動契約機がおすすめです。
電話の申し込みでは女性オペレーターが対応してくれる女性専用ダイヤルがある
電話の申し込みは、相談や質問を含めて受け付ける連絡先となっていて、通常のダイヤルと女性専用のダイヤルの2種類があります。
申し込み方法 | 電話番号 | 受付時間 |
---|---|---|
プロミスコール | 0120-24-0365 | 9時から21時 |
女性専用ダイヤル レディースコール | 0120-86-2634 | 9時から21時 |
レディースコールでは女性オペレーターが対応して貰えるため、契約も含めて借り入れに関して不安がある女性におすすめのダイヤルです。
申し込みの流れは、オペレーターの質問に答えながら契約に必要な情報を埋めていき、一旦通話が終了して審査が行われます。
その後、審査結果について折り返しで連絡がきて、必要書類を来店か郵送で提出します。
来店で提出した場合はその場ですぐにカード発行できますが、Web完結や来店による申し込みよりは全体的な時間がかかってしまう方法です。
人と顔を合わせずに申し込むのであればWeb完結の方がおすすめですが、ネット上の操作に不安がある人は検討しても良いでしょう。
郵送の申し込みは必要書類の提出やカードの到着まで時間がかかる
郵送の申し込みは、プロミスの公式サイトから資料請求を行い、申込書と必要書類のコピーを同封して提出していきます。
その後、審査結果及び契約可能額がメールか電話で通知されて、同意した場合は本契約に進みます。
在住する地域にも寄りますが、書類の郵送には1日以上の時間がかかるため、即日融資はほぼ不可能です。
また、最初の資料請求や契約完了後にはカードと共に契約書類が送られてくるため、同居している家族にバレる可能性があります。
契約書類を手元に置きたい場合は検討しても良いのですが、基本的には他の申し込み方法の利用がおすすめです。
Web明細を選択した場合はカードローンが30日間無利息
プロミスでは初めて契約する人が、申し込みの段階でメールアドレスの登録と書面の受取方法をWeb明細にした場合、30日間の無利息サービスが付与されます。
無利息サービスは初回の出金を行った翌日から30日間分が適用されて、期間内であれば追加の借り入れや途中で完済してから再度借り入れしても無利息となります。
- 初回で5万円借り入れして、5日後に追加で3万円借り入れした場合、期間内は8万円分が無利息の対象となる
- 初回で5万円借り入れした分を10日後に完済し、その翌日に10万円を借り入れした場合、期間内は残高の10万円分が無利息の対象となる
少額の借り入れであれば無利息期間中の全額返済も難しくないため、書面を手元に置く必要がない人は、Web明細の選択がおすすめです。
プロミスの審査時間が長引く理由は情報の正確性や申し込み時間帯が原因
プロミスの申し込みはWeb及びアプリの場合は最短25分で終わりますが、あくまで最短時間であるため、全ての人が当てはまるわけではありません。
それでも基本的には即日融資に対応しているため、多くの人は1時間から2時間で借り入れできます。
一方で、審査時間が長引いて翌日以降の対応となる場合もあり、中には2日以上連絡が来なかった人もいます。
以下は、プロミスの審査時間が長引く主な理由です。
- プロミス側が審査に対応できない時間帯だった
- 入力した情報で確認すべき部分がある
- 勤務先に在籍確認できない時間帯だった
- 申し込みが集中する時期だった
申し込みした人が原因となる時もあれば、プロミス側の事情で仕方なく長引いてしまう時もあります。
申し込みは24時間対応でも審査はプロミスの営業時間内での対応となる
Web及びアプリの申し込みは24時間365日対応していますが、審査に対応する時間は店頭窓口や電話と同様に9時から21時となっています。
仮に22時で申し込みを完了した場合は、ネット上で申し込みを受理した状態にはなりますが、翌日の9時になるまでは審査が始まりません。
また、対応時間の終了間際で申し込みを完了した場合でも、プロミス側の状況や時期によって翌日対応になる可能性があります。
最短融資や即日融資して貰いたい時は、対応時間の範囲内かつ終了間際の時間帯を避けるようにしましょう。
個人情報や勤務先に関わる情報はできる限り正確性を高める
借り入れにおける審査は、申し込みで入力した情報の正確性や年収が基準を満たしているかなどを確認して、返済能力がある人物か判断するために行われます。
そのため、入力した内容から不審な点が見つかった場合は、プロミス側の確認作業に時間がかかる可能性があるのです。
仮に入力した勤務先に対して明らかに年収が低過ぎる場合、プロミス側は申込者が本当に正社員であるかを調査していきます。
そのような事態を防ぐためには、申し込みの段階で入力する情報の正確性を高めるようにしましょう。
勤務先が休日でも外部からの連絡を受けられるか事前に確認しておく
プロミスの審査では勤務先の在籍確認について、原則電話での確認は行われませんが、審査結果によってはプロミスの名前を隠して電話確認を行う場合があります。
この時、プロミス側が審査の対応時間内でも勤務先が電話を受付できない日や時間帯の場合、審査時間が長引いてしまう原因となります。
必ず電話による在籍確認が発生するわけではありませんが、確実に即日融資して貰いたい場合は、勤務先の営業日や連絡に対応できる時間に申し込みましょう。
電話による在籍確認を発生させない意味でも、申し込みにおける情報の正確性を高める点は重要です。
長期休暇や年末年始では申し込みが集中しやすく最短対応が難しい
上記の3つを対策した状態で申し込んでもプロミス側の事情によって、最短や即日対応が難しい場合があります。
特にゴールデンウイークなどの長期休暇や年末年始では、急な出費からカードローンに申し込む人が増えて、プロミス側の対応が間に合わなくなる可能性が高くなるのです。
また、土日祝日や会社終わりの時間帯など申し込み件数の多い時間帯でも、同様の事情で対応が遅れる可能性があります。
利用者側が対策できない原因であるため、申し込みが集中しやすい時期や時間帯に融資が必要となる場合は、なるべく避けて申し込むしかありません。
審査時間の長さが不安な場合はプロミスコールで確認を入れる
対応時間や年末年始などの時期であれば、審査時間が長引いていると判断できますが、入力内容の確認や在籍確認についてはプロミス側から連絡が来なければ把握できません。
審査が翌日以降になっても終わらないのが不安な場合は、申し込みで利用するプロミスコール及びレディースコールに連絡を入れて確認してみましょう。
申し込みが完了した際の受付番号や申し込んだ日付などを電話の際に伝えると、審査状況について教えて貰えます。
また、よくある間違いとして、審査結果がメールで通知されているのに気付かない場合があります。
迷惑メールフォルダに振り分けられている可能性もあるため、電話での通知が来ない場合は確認しておきましょう。
プロミスの審査は不安定な収入や借り入れ状況から落とされる可能性がある
プロミスでは入力した情報を確認するために、審査時間が長引く可能性がありますが、その中では審査に落とすべきか検討する時間も含まれています。
プロミスの審査基準については、公式サイトで明確に言及されていませんが、落ちる場合は以下の項目に引っかかっている可能性があります。
- 入力内容に間違いがあった
- 安定した収入の項目にそぐわない状態だった
- 他社からの借り入れ額が多かった
入力内容の間違いは故意の入力でない場合でも、虚偽の報告と判断されてしまう可能性があります。
多少の間違いであれば、プロミス側が審査中に電話連絡で本人や勤務先等へ確認する場合もありますが、全体的に情報が間違っていると確認すら行われません。
安定した収入と他社からの借り入れについては、貸金業法における総量規制が大きく関わってきます。
総量規制は、貸金業者が消費者に対して年収の3分の1以上の貸付を行ってはならないという法律であり、この基準は貸付業者全体の借り入れ総額に適用されます。
たとえば年収600万円の利用者がプロミス以外から150万円借り入れしていた場合、プロミスが貸付できる上限は、年収の3分の1の200万円から150万円を引いた50万円です。
審査ではこの総量規制の基準をベースにして、借入希望額が現在の収入で本当に返済できるか判断していきます。
しかし、上記の例においてプロミスが融資できる上限額の50万円分が必ず融資されるとは限りません。
元々の年収が低ければ3分の1でも返済完了が難しいと判断され、審査に通らない可能性があります。
また、総量規制的には問題ない場合でも、他社で借り入れした数百万円単位の返済が終わっていない状態での融資は難しいと判断されます。
プロミスの申し込みでは少額かつ最低限の借入希望額にする
プロミスの審査を必ず通過する方法はありませんが、申し込みの際に借入希望額を少額かつ最低限の金額にすると、審査が早く進む可能性があります。
仮に年収が300万円として借入希望額が10万円である場合は、その他の項目に問題がなければ、比較的返済できる金額と判断される可能性が高くなります。
実際の借り入れ額の上限については、契約完了後に増額審査を受ければ増やせるため、最初の申し込みから高い限度額を希望する必要はないのです。
一方で、最初の申し込みが完了した直後に増額審査が通る可能性は非常に低くなります。
そのため、本来必要な金額から無理矢理減らして申し込むのは得策ではありません。
総量規制の基準を守りつつ、なるべく少額かつ最低限の金額を希望しましょう。
プロミスの審査は正確な情報や最低限の借入希望額の入力が最短する近道
プロミスの申し込みは、Web及びアプリなら最短25分の即日融資が可能で、カードを発行せずに公式サイトやアプリ内で借り入れできるカードレスも利用できます。
しかし、Web及びアプリが24時間365日対応していても審査の対応時間は9時から21時となるため、対応時間外での申し込みは翌日の審査となります。
プロミスの審査時間を最短や即日で終わらせるためには、年末年始などの申し込みが集中する時期や時間を避けつつ、借入希望額を少額かつ最低限にするのがおすすめです。
条件さえ満たしていれば非常に早く借り入れが利用できるため、申し込み方法や条件を覚えて、有事の際には利用を検討してみてください。